ななちゃんはまわりから、よく見られます。
買い物行ったとき。
おさんぽしているとき。
公園にいったとき。
どこでもすれ違いにじっとみられます。
きっと可愛いからだよ、美人さんだからねぇ。と思っているななちゃんびいきの親がここにいます。
ダウン症の方とは違う、なにか特徴的なところがあるのだろうと思います。
みなさんは、
ショッピングモール、スーパー、デパート、その他お店
お散歩中、お出かけ中、どこかの広場。
人間観察なんてことを聞きますが、そこまで他人を注視することってありますか?
見た目がタイプな人、にぎやかな人、ちょこちょこ歩き回る小さなお子さんなどは目がいってしまうことはあるでしょう。
でも、一人の子をみんながまじまじみてくることって、そんなに無いかなと思います。
思えば特に良く見てくるのは小学校低学年くらいまでのお子様たち。
どこかが気になっているのでしょう。
口唇口蓋裂を手術した口元?(上唇があまり膨らんでいないところかな)
写真付き年賀状送ると、「海外にルーツがあるの?」と聞かれる少し日本人離れした顔つき?
スタイリッシュなアゴ?(成長が進まず、ほっそいアゴです)
ななちゃんの親が気がつかない、どこか気になるところがあるんですね。
「あの子変!」とか言われたり、笑われたりすることもなく、何かが気になる様子です。
体が細いので、たくさんあることは難しく、椅子やななちゃん父がしゃがんだ体制の膝にすわることが多いです。そんな時によく見られます。
立ち止まって、「じ〜〜」っと見られるときは、さすがに恥ずかしく、その子に手を振ってみたり。
見られることに慣れてきましたが、ななちゃんがもっと小さい頃は、不安がありました。
ただでさえ、他にいろんなことがあるのに、やっぱり見た目が変なのかなとか、不安が不安をよんでいました。
みないで!なんて言えるわけもなく。
誰かが悪いなんてこともなく。
ただただ、不安でした。
そんな不安が少しずつ消えていくことが起きました。
ななちゃんが大きくなり、兄弟児の関係でいろんなところにいくと、そこで居合わせた方から「ななちゃん、前に見たことある」と話しかけてくれることが増えました。
見た目が特徴的なこともあり、覚えてくれている方が多いようです。
普段の行いが見られているようで、ハラハラした反面、ななちゃんを知ってくれている人がいることにとても嬉しくなりました。
「あら、おおきくなったわね」
「すごいしっかりしたわね」
「髪の毛もじゃもじゃの子よね」(天然パーマです)
向こうはとても良く知ってくれていました。
とてもありがたいことです。
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