カテーテル挿入時には、イメージが大事

今回も医療行為の内容が含みます。病院指導の元、一個人が行った方法ですので、記載方法を真似することは絶対にしないでください。当時を思い出しながら記載していますので、記憶違いで誤った方法を記載している可能性があります。

必要な方が、正しい方法を病院で指導してもらうようお願いします。

鼻から口、のど、胃は繋がっています。

話がいきなりズレますが、胃カメラお願いするときは、鼻から入れますか?口から入れますか?なんて話があるらしいのです。私はまだ受けたことがありませんのでわかりませんが、話を聞いただけで、ゾワゾワしてきます。
鼻からいれるのですか?鼻血でませんか?
昔プールで鼻から水が入って苦しかった感じが起きませんか?
口からいれるのですか?オエってしませんか?

ほんとにイヤなことしか浮かんできません。でもきっと、お医者さんはこちらの気持ちなどに構っていられないので、スルスルっと胃カメラを入れていくのでしょう。

前置きが長くなりましたが、きっとはちななさんも毎回嫌な気持ちで一杯なのでしょう。準備しただけで怪訝な表情となり、体勢を整えるとギャン泣きでした。

プール入ったことなかったですが、お風呂では呼吸をどうしたら良いか分からず、鼻に入ってしまい、しんどかったことでしょう。

逆流性食道炎持ちのはちななさん、オエっとする感覚は、私よりも辛いでしょう。本当にごめんね。でも、鼻から入れなければなりません。そう、あなたの水分と栄養補給のために。

はちななさんをゴロンと寝かせます。
腕が顔にこないよう、Tの字に寝かせて、両腕を足で軽く固定します。
押し付けないように気を付けながら。
そしてカテーテルを挿入する長さを確認し、カテーテルの先に潤滑剤をつけて、準備完了です。

先生の様子を見ていたら、さほど苦も無く入っていくものとおもいましたが、現実は、もとい、はちななさんの鼻の中は、決して単純な構造ではありませんでした。

まずは、口唇口蓋裂用のマウスピースが邪魔をします。邪魔をしてカテーテルの先端が、鼻の中にツンツンするようで、はちななさんのひと泣き。
次に、なんとか喉の方まで行くと、それはそれで、なにか異物が来たとはちななさんがひと泣き。喉から食道にかけてツンツンしていくのですから、いやでしょうね。
最後に胃に到着しますが、胃にきたのか、それまでのツンツンが嫌なのかはちななさんは大泣きです。

それを見ながらカテーテル挿入する親もハラハラ冷や汗ものです。
ただ、カテーテルを入れる時には、ただただ押し込めば良いのではなく、今この辺通っているなと、イメージすることで力加減ができるようになりました。

最後に鼻から出ているカテーテルを頬に小さくカットしたテープで仮止めし、シリンジで液体を採取。それが胃液ならば、リトマス試験紙で酸性の反応を示してくれます。ここまできてしっかりとテープで頬に固定します。

毎日行いませんが、定期的にテープを交換したり、貼る場所を変えないと、はちななさんの頬が大変なことになります。

これで水分補給、栄養補給の準備ができました。次の内容では、補給のことを書きたいと思います。

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