8番染色体異常症 お散歩の様子

特別支援学校(養護学校)小学部に入ってからは、歩く練習を多くしてくれたようで、歩き方がとても上手になりました。スムーズとまではいきませんが、以前は、

飛び跳ねるような歩き方
足を踏み出すたびに、身体が、右、左、右、左と揺れてしまう

動き方でした。その飛び跳ねる動きが少なくなり、前に前に身体がうごくようになりました。
はちななさんの身体の特徴のひとつに、「線が細い」がありますが、筋肉も少なく見え、脚も細く、モデル体型と言えば聞こえがいいのかもしれませんが、栄養をしっかりとれているのかと心配になる程に細い脚です。

それでも、学校での動き練習により、移動距離も伸び、以前に比べれば、肉付きも良くなってきたように感じます。一緒に買い物にいくときはとても楽になりました。

なにが楽になったか
・少しでも長く歩いてくれる
・歩いていると、いろんなことに自ら興味をいだいて止まってくれる
・言葉がでないけども、なにかをなんとか伝えようと、アピールしてくれる

少しでも長く歩いてくれることは、体力的にとても助かります。

近くのお店、スーパー、薬局、コンビニに行くにも、歩けるなら往復歩いて欲しい。でも、疲れてしまい、抱っこになってしまいました。ベビーカー、車椅子をもっていってしまうと、最初からそれに期待してしまう、乗せろと言わんばかりに、アピールの鬼と化すはちななさん。
行きは歩いてくれても、楽しく過ごしたお店からでると、興味がなくなり、「だっこ」とアピール。
「あの信号まで歩くよ」
と言うも、信号まで体力が続かず、結局抱っこ。
少し前は良かったのです。自転車に乗れたから。

でも今は違います。体力がついて頑張れるようになりました。きっと興味がでることが多くなってきたからだと思います。

歩いていると、いろんなことに自ら興味をいだいて止まってくれる

マンホールや排水溝の鉄製の蓋、踏むと「カンカン」と音がでます。アスファルトで整地されたところを歩く音とは違います
みずたまりを踏むと水が跳ねます。お願いです。一回で止めてください。
街路樹の近く、樹木が大きくなって、根が大きくなり歩道が盛り上がってます。盛り上がったところに乗ってみたり、じぃっと見てみたり
段差があるところをよく見て注意しながら歩きます。じっと見つめながらわざと足を高くあげたり、そこまでの段差ではないけれど、ジャンプしたり
本人は小さくて気が付かないのですが、「ありさんがいるよ」と声をかけると、しゃがんでジッと観察します

ベビーカー、車椅子に乗っている時、ただ誰かに連れて行かれる状況の時には興味を示さなかったことが、自分で歩くことで、気を付けなかればならないところを覚え、そこから他のことに注意が向くようになったようです。たぶん、知的障害を持っていない、一般的なお子さんが歩けるようになった、2~3歳ごろの状況が来たのかなと感じています。

話ができないため、こういった時間がとても楽しくかんじます。

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